「水を抜くと癖になる」 という関節炎治療 [健康]

明後日にハーフマラソンを控えています。しっかりとした筋力を備えずして、また、しっかりとしたケアを行わずして走り続けたためか、膝に水が溜まっている、と診断されました。「水を抜く」か「湿布と飲み薬での治療」かを選ばせられ、後者を選びました。
1週間ほど様子を見ましたが、今日、改めてウォーキングと軽いジョグを行ないましたが、ジョグわずか1kmほど
で痛みでリタイア。
「もう、抜いてしまおう」と決心し、脚を引きずりながら帰ってきました。しかし、治療の痛みよりも、「自分の体に針を指すという細工は、後の自分の「市民マラソン経歴」に悪影響を与えるのではないか」と思い、また治療をしぶっています。クセになるのではないか、自然治癒力がなくなるのではないか、と心配です。
質問ですが、

1 結局、膝の水は抜くべきか、できれば医師など専門家の方の意見をお聞かせください。
2 抜いた場合、すぐに走れるのか(今日抜いて、2日後のハーフは出場可能か)

の2点について教えてください。本当に、「膝の水」については、「抜け」、「抜くな」の論が真っ二つに分かれていて、インターネットの便利さゆえの、「ジレンマ」に悩まされています。
自分としては、治療後(水を抜いた後)、これまで以上に「無理をせず」、「ケアをしっかりする」ということに気をつけ、マラソンを続けていきたいです。ですが、「抜くな」という意見も多いという現状を見ると、やっぱり、治療に踏み切れないのです。
2は答える必要ないでしょう。どういうことかご説明します。膝の水はもともとあるもので、過剰に溜まった状態を一般に「水が溜まった」と言っています。水は軟骨などを栄養するために存在し、関節に炎症が起こると、体は関節を守るために水を送ります。例えばお風呂に入ると体が軽くなり体重の負担がなくなりますよね?同じことを体は関節に行っています。関節炎を放って置くと、異常なスピードで軟骨の破壊がすすみます。軟骨はスムーズな関節動きや、減ればO脚の原因になります。今の医学では軟骨の再生は出来ませんから、関節炎は早急に抑える必要があります。
しかし注射で水を抜くという治療は、大昔の治療方法です。水が炎症の原因ではないので、水が抜けても炎症は治まらないからです。逆に関節を保護している水を抜いてしまえば、どうなるか・・・悪循環になりますよね。俗に言う 「水を抜くと癖になる」 という状態です。確かに水を抜けば楽になるので、昔はわけも分からずに抜いていたようです。まだこのような処置を行う病院があるようなので、そういうところは注意した方がいいと思います。(原因によっては抜くことも必要な場合があります)お薬で根本的に炎症を治せば、体は過剰分の水を自然と吸収します。お薬は自己判断でのまず処方どおりにしっかり飲んでください。
病院では飲み薬、注射(ヒアルロン酸など)、電気や可動域訓練などのリハビリを行い治療します。ご自分では筋トレ、適度なウォーキングとストレッチ、体重や運動のコントロールなどです。「水を抜く」か「湿布と飲み薬での治療」かを選ばせられ、後者を選びました。
これは整形外科ですか?先ほども言いましたが、水を抜く治療は現在の主流ではありません。私は病院を変えた方がいいと思います。レントゲンとは病院 でしか撮れませんので、整体、整骨院ではなく必ず整形外科を受診されてください。
威哥王
巨人倍増
狼1号
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